2021年09月04日

仕上がりの早さも想い出のひとつ【想い出アミーゴインサイドストーリー㊺】

お客様に写真をご覧になっていただくとき
「えっ、もうできたの!?」
仕上がりの早さに驚かれることがあります。
弊社サービスでは、撮影を終えてからお客様に写真をお見せするまでの時間は、最短で約40秒。以前に比べかなり早くなりました。

ひと昔前までのフォトサービスは、現像に時間がかかるのが当たり前。撮影から仕上がりまでには1時間近くかかることがざらでした。



現像する間お客様には観光地をゆっくり巡っていただき、お帰りの際に仕上がった写真をお見せするのが一般的。ですがこれだとあまりに時間が空きすぎて、撮影したことを忘れてしまったり、写真を見ずにそのまま帰ってしまうお客様も少なくありませんでした。

今では印刷技術やカメラシステムの向上により、より早く、よりキレイな写真をお客様にお見せすることができるようになりました。撮ったその場で出来栄えをご確認いただけますし、お撮り直しも容易です。

素早く、キレイな写真をお客様に提供すること。今では当たり前のことのように思えますが、これも先人や先輩たちの努力と苦労の結晶と思うと、私は頭の下がる思いです。



「えっ、もうできたの?」
そんな驚きも、旅先で出会った想い出のひとつ。
観光地で私たちフォトサービスを見つけたらぜひ一度ご参加ください。その早さとキレイさに、驚かれるかもしれませんよ。




2021年08月25日

人生を変えた一眼レフ【想い出アミーゴインサイドストーリー㊹】

今日は、私たちの会社では「あるある」な話をひとつご紹介します。

「いやー、ついに買っちゃいましたよ。一眼レフカメラ」

一眼レフカメラは高級品、決して安い買い物ではありません。それでも私たちの会社のスタッフは、仕事でカメラを触らない日はないというのに、プライベートで使うマイ一眼をついつい欲しくなってしまいます。

スマートフォンでも写真は撮れますし、デジタルカメラなら1~2万で買えます。
ですが一眼レフカメラには、一眼レフカメラにしかない世界があるのです。



私の身近ではこんな人がいました。

カメラは全くの未経験、車の免許費用を稼ぐために、文教スタヂオへアルバイトに来た大学生。入社当初は構え方にすら四苦八苦していた彼ですが、多彩な表現ができるカメラの奥深さを知ってその世界にドハマり。

「カメラって、面白いですね!」

子供のように目をキラキラさせながら、翌年には免許より先に一眼レフカメラを購入していました。休みのたびに三脚を持って山や川へ撮影に行きます。車がないので移動はバス、電車、徒歩。交通費が底をついた時には、おじいちゃんに頼み込んで車を出してもらいます。

山で湖を撮った時には、湖面のさざ波がおさまる瞬間を捉えるため風が止むのを丸一日待ち続けました。早く帰ろうと急かすおじいちゃんをなだめながら。
うまく撮れた写真がたまってきたら、インスタグラムを始めて写真をアップ。他カメラマンの写真も刺激になるし、今ではフォロワーも、同じ趣味の仲間もたくさん増えたそうです。



彼は一眼レフカメラに出会って人生が変わったといいます。それだけの強い魅力がカメラにはあります。

文教スタヂオを通してカメラと出会い、そんな彼の人生を変えたきっかけに少しでも携われたのなら、私にとってもそれは嬉しいことだと感じます。

「いやー、ついに買っちゃいましたよ。一眼レフカメラ」

そんな話を聞くたびに、
「あっ、ここにも…」
人生を変えたであろうカメラとの出会いを想像し、私はついつい微笑んでしまいます。
想い出を創る側のスタッフも、カメラによってまた想い出を創られているということですね。

私たちの会社から無くなって欲しくない「あるある」のお話でした。




2021年08月08日

想い出を作る大切なパートナー【想い出アミーゴインサイドストーリー㊸】


今日は、私たちの大切なパートナーに関するインサイドストーリーです。
私たちが、お客さまの想い出を作るために欠かすことができないパートナー、それは撮影機材です。
全国各地の現場で300台を越えるカメラと共に想い出を創っています。






繁忙日には、1日1,000カットもの撮影を行う現場もあり、日々のメンテナンスも欠かすことができません。
各種ボタンやダイヤル、オートフォーカスは正常に動作しているか?レンズに汚れはないか?
毎日、始業前点検やテスト撮影を行って営業に臨みます。

カメラは、精密機器の為、どこか一つでも調子の悪い箇所があれば、仕上がりに影響を及ぼす可能性があります。
従って取扱いにも細心の注意が必要です。

あるリーダーは、新規採用のアルバイトスタッフに、カメラを教える前に、必ずこのような話をします。

機材は、赤ん坊です







「赤ちゃんは、絶対落とさないように両手で大切に抱っこするでしょ?大げさな話ではなく、それぐらいデリケートに取り扱って欲しいということです」

そしてカメラの持ち方や構え方から始まり、操作方法もレクチャーしていきます。
そのように伝えたスタッフがカメラを持つ瞬間、それは、もう赤子を抱えるようにそろりと慎重にカメラを扱ってくれるわけです (笑)

プレッシャーをかけすぎるのもあまりよくありませんが、このように機材を大切に取り扱う事が、想い出作りの第一歩です。そして現場で、必要な操作を、何度も、何度も繰り返し、身体で覚え、手足のように操作できるようになって、お客さまの大切な瞬間を想い出に残すことができるようになります。

一眼レフカメラで撮影したことがない」というスタッフでも、カメラの事を好きになってもらえるよう、このように機材の取り扱い方から丁寧にお伝えするようにしています。

全てはお客さまの想い出を未来に残すため。まだまだ暑い夏が続きますので、大切なパートナーも、しっかりメンテナンスしながら、各地で素敵な想い出を創っていきたいと思います。





2021年07月19日

撮影した日が記念日に【想い出アミーゴインサイドストーリー㊷】




東京のとある水族館でのお話です。





夕方にお母さまと3歳ぐらいの可愛いお嬢さまが、駆け足でフォトコーナーにお越しになりました。撮影前からとても楽しそうな雰囲気で、写真を撮る事を楽しみにしてくれているようです。

「キャー、すごい笑顔。かわいいねぇ!」

撮影直後に思わず、声が漏れるほど、お嬢さまは、素敵な笑顔で写ってくれました。お母さまも落ち着いた優しい笑顔で、バッチリの仕上がり。

「本当にお二人とも笑顔が素敵ですね」と伝えると、お母さまが嬉しそうに私に話をしてくれました。

「この子が産まれてから、毎年、7月のこの時期に写真を撮りに来ているんです今年で3回目。ここで撮影する写真がすごく楽しみで、1年ごとに成長が見えて、いい思い出になるんです。20歳になるまで集めようかと」

胸がじーんと熱くなりました。そして、あらためて色んな方の人生の一部に携われていることを肌で感じ、身が引き締まりました。

お子さまのお誕生日が近いわけではなく、去年・一昨年で7月のたまたま同じ時期に撮っていた為、今年からこの時期に撮りに来ようと決めたそうです。

昨年はお母さんの膝の上だったから、今年は自分で座って撮りたい。

と言ったそうです。





お子さまが、日々成長していく中で、今しかない姿を想い出に残せることに喜びとやりがいを感じました。

これからも撮影した日が記念日になるように、笑顔の写真をたくさん撮っていきたいと思いました。

20年後の想い出に成るように…。




2021年07月17日

楽しい想い出【想い出アミーゴインサイドストーリー㊶】

ここは宮城県のとある水族館。

今日の営業も間もなく終わろうかという夕暮れ時、撮影コーナーに立つ私の元に一人の女性客がいらっしゃいました。見覚えのあるお姿だったので、今日のお昼に撮影されたお客様だとすぐに気がつきました。
「今日家族で撮影してもらった者ですが、今からでも写真を買うことはできますか?」
「もちろんですよ。いまお探ししますので少々お待ちくださいね」

ご家族の写真はすぐに見つかりました。小学校低学年と幼稚園生くらいのご姉妹がお母さまと三人で写っています。女の子たちがとても可愛くて良い写真だったので、ご購入いただけなかったのが残念でよく覚えていたのです。
「お待たせしました、はいどうぞ」
私は写真を台紙に入れて袋に包み、お渡ししました。その時、お客様が持っているA4のコピー用紙が目に留まりました。用紙の中央に貼られている写真がチラッと見えたからです。

私たちの現場では、撮影にご参加いただいたお客様全員にL版のノベルティ記念写真をプレゼントしており、それをフォトカードと呼んでいます。フォトカードにはお客様の写真が入りますので、台紙付き記念写真など、商品を購入されなかったお客様にも想い出をお持ち帰りいただけます。喜んでいただくことは多いですが、カードを紙に貼ってくださっているのは初めて見たので、私は興味深く感じ尋ねてみました。
「それって、今日お渡ししたフォトカードですか?」
「ええ、そうなんです。家に帰ったら、娘がこれを作っていたんですよ」

微笑みながらお母さまは用紙を見せてくれました。

そこには色鉛筆でたくさんの花々。おうちの絵もかわいらしく描かれています。
紙の中央には、ご家族で撮影されたフォトカードが貼られていて。
そして大きく「た の し い お も い で」

見た途端、私の胸にこみ上げるものがありました。



「カードを貼って、絵を描いて、ずっと持って眺めているものだから…。私も、あの時写真を買っておけばよかったなって思うようになって」
家が近くなので、またすぐに戻ってきちゃいましたと苦笑いするお母さま。その後大事そうに写真を持って、お子様の待つ家へと戻っていかれました。

お客様が帰られた後も、私の目にはあのイラストが焼き付いているようでした。私たちの撮った写真をかけがえのない想い出にしてくれた、お子様のまっすぐな気持ちが本当に嬉しくて。そしてお子様の気持ちに応えるお母さまも本当に素敵だなと思いました。

写真を購入されなかったお客様にもお持ち帰りいただけるフォトカード。無料で差し上げているものですが、それをこんなにも大切な宝物にしていただけるんだという新しい発見がありました。そして想い出がプライスレスであることを改めて思い知らされました。
これからも一枚一枚にこだわりを持って撮影していこうと思いました。その一枚が、お客様の大切な想い出になりますようにとの願いを込めて。




読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 125人
< 2025年05月 >
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです