2020年09月09日
椅子が繋ぐ家族の想い出【想い出アミーゴインサイドストーリー⑦】
私たちのブランドロゴである「想い出アミーゴ」。
キャラクターである「アミーゴくん」のモチーフは、創業者である会長が、開発に携わったというフィルム時代の名機「FUJIFILM 6×9カメラ」。このカメラで多くのお客さまの想い出と観光記念写真の歴史を作ってきました。
本日も全国各地のアミーゴと育む、想い出にまつわるインサイドストーリーをご紹介していきたいと思います。
「椅子が繋ぐ家族の想い出」
私の職場は石川県金沢市にある「チャオ」というフォトスタジオです。
普段は、親子連れやお子様の撮影がメインですが、マタニティ撮影にも力を入れています。
2017年3月頃に双子の出産を控えた大きなお腹を抱えたお客様が来店されました。
お客様と話をしていると「自分の為に、そして産まれてくる二人の子供たちの為にマタニティフォトを撮って、この姿を想い出に残しておきたい。」ということでお腹周りが綺麗に見えるマタニティ用のドレスを用意しました。
そしてお客様の身体に負担をかけないように細心の注意を払って着替えのお手伝い、ヘアセット・メイクとお客さまのイメージに出来るだけ近づけるようにたくさん話をしながら行いました。
そしていよいよ撮影です。撮影中にお客様が私に話をしてくれた内容を思い出しました。お母さんだけの想い出ではなく、産まれてくるお子様の想い出にも繋がる写真を撮ろうと考えました。
すぐにスタジオに置いてあるお子様用の白い椅子を二つ用意しました。
お母さんと産まれくる二人のお子様を一緒に写す提案に、お客様は喜んでくれました。
「二人のお子様が無事産まれますように…」と新しい生命の誕生に願いを込めながらシャッターを押し、想い出をたくさん作りました。

無事、撮影が終了し最後にお客様と一緒にモニターで写真を見てセレクトします。
色々なカットをお客様と一緒に確認し、私が提案したカットも大変気に入っていただけたようでした。
お客様をお見送りする際に「産まれてくる二人のお子様が、椅子に座れるようになったらぜひまた遊びにいらしてください。」とご案内したところお客様はすごく嬉しそうな様子で「また家族みんなで来ます。」と答えてくれました。
このご家族様の百日祝い、バースデー、お正月の年賀状など大切な記念日は、今でも当店で撮影させていただいております。元気に成長した二人の男の子は、椅子にも立派に座れるようになりました。

お子様が大きくなった時に家族で一緒に写真を見ながら自身の成長を感じてもらう事が出来たり、ご家族の喜びになれば本当に幸せです。大きくなってもぜひ遊びにいらしてください
全国各地のアミーゴは、お客様のライフストーリーを残すお手伝いをします。記念日はぜひCHAO(チャオ)までお越しください。
フォトスタジオチャオHP http://www.studio-ciao.com/ フォトスタジオチャオアルプラザ金沢店 スタッフブログhttps://ameblo.jp/ciao-alkanazawa/ インスタグラムhttps://www.instagram.com/photostudiociao/