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2021年06月08日

「想い出」は世代を越えて…【想い出アミーゴインサイドストーリー㊴】

静岡県にある水族館でのお話です。

多くのお客様の想い出創りに精を出し少し間があいたとき、遠くからゲストの視線を感じました。
視線の先にいたのは、50代くらいのご夫婦。

撮影したいけど少し恥ずかしいのかな?と思うほど、もじもじされていたので、
ゆっくりお客さまに近づいてお声がけしてみました。

「よろしければ、水族館に遊びにいらした記念に写真をお撮りになりませんか?」

そう伝えた瞬間、奥さまが手に持たれている記念写真が目に入りました。


「想い出」は世代を越えて…【想い出アミーゴインサイドストーリー㊴】



よく見ると、その記念写真は、今から何年も前にここで撮影された記念写真でした。

しかし、その写真に写る人は目の前のご夫婦ではありません。少し年配のご夫婦が、優しそうな表情で写られていて、写真とアルバムのどちらも色褪せていましたが、お二人の笑顔はその日のまま輝いて見えました。

良くお聞きすると、ご両親が相次いで他界され遺品整理をしていると、この写真が出て来たそうです。二人の笑顔が、何とも微笑ましくて、ご夫婦をもう一度、この水族館に連れてきたい。
そう思ったそうです。

「両親が、笑顔で写っているこの写真と共に、私たちの写真も撮ってもらえませんか?」

おそらく4人で写る最後の写真です。喜んで撮影させていただきました。
さっそく仕上がった写真をご覧いただきました。

「お写り具合はいかがですか?」

「みんな優しい笑顔、ここへ来てよかった。この写真と一緒に並べて飾ります」
奥さまは、とても嬉しそうにおっしゃっていただきました。

同じ場所で撮影した2世代のご夫婦の写真が、お家のリビングに飾られると思うと、私も嬉しくなりました。


「想い出」は世代を越えて…【想い出アミーゴインサイドストーリー㊴】


私たちが提供している「記念写真」は、時間を越え、世代を越えてずっと「想い出」を伝えていくものなのだ、と改めて実感しました。

今日、撮影させていただいたお写真が、この後もご家族のかけがえのない想い出になることに誇りとやりがいを感じます。お客さまにとっての特別な1枚を想像しながら、今日も笑顔を追いかけていきます。















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