2011年08月09日
これはなんでしょう?その2
実はこの植物は「かや」と呼ばれる植物で、合掌作りの屋根に使われているんです!!
屋根には大量の「かや」が使用され、屋根のかやの多くは、白川郷の「かや」ではなく実は、富士山の近くでとれるかやを多く使用しています!
富士山の近くで生える「かや」は白川郷で生えるものと比べると大きな「かや」ですが、白川郷など中部地方で生える「かや」の方が小さいみたいです。
機会があれば私も合掌作りの屋根の吹き替えを手伝ってみたいです!!
白川郷 ホリタ
Posted by
文教スタヂオ
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18:51
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この記事へのコメント
カヤ自体はすすきの種類で、白川郷の茅葺き屋根に使用しているカヤの種類は日本では少なく葺替えには数が足りない為、富士山の麓のカヤを使用しています。
しかし、そのカヤも短所があり、茎の中がスポンジ状になっており、水はけが悪くカヤ自体が腐ってしまう事があります。
昔は80年ぐらいは葺替えしなくても大丈夫でしたが、今は30~40年周期で葺替えしているのはそのためです。
ちなみに現在使用しているカヤは大ガヤと呼んでいるそうです。
しかし、そのカヤも短所があり、茎の中がスポンジ状になっており、水はけが悪くカヤ自体が腐ってしまう事があります。
昔は80年ぐらいは葺替えしなくても大丈夫でしたが、今は30~40年周期で葺替えしているのはそのためです。
ちなみに現在使用しているカヤは大ガヤと呼んでいるそうです。
Posted by白川郷大好きat2011年08月09日 21:23
昔は80年も持ったのですね!びっくりしました…
中部地方で採れるカヤの方が、茅葺き屋根に適していると聞いたことがありましたが、そういう理由だったのですね!
中部地方で採れるカヤの方が、茅葺き屋根に適していると聞いたことがありましたが、そういう理由だったのですね!
Posted by白川郷スタッフat2011年08月09日 21:31